トランクルームの利用で引き起こされやすいトラブルをチェック!
自宅で不要な荷物や引っ越しの一時的な保管場所としてトランクルームは大いに役立ち、現在ではネット上で気軽に契約できるようになりました。
ビルやマンションに設置されている屋内型のトランクルームは特に安全性が高く、「高価な品物だから安心できる場所に預けたい」と考えている方におすすめです。
しかし、セキュリティ対策や空調設備の整っていないサービスを利用するとトラブルのリスクがあります。
・これからトランクルームを契約しようと考えている
・どの業者を利用しようか迷っている
このような方は、事前にトランクルームで引き起こされる可能性のあるトラブルについてチェックしておきましょう。
衣類にカビが生えたり虫食いにあったりする
どのトランクルームを利用するにしても、コンテナを丸ごと盗難されたり爆発したりといった事件はありません。
とは言え、いるにカビが生えていたり虫食いにあったりというトラブルは報告されています。
これは屋外型のトランクルームに多く、衣類が劣化する理由について見ていきましょう。
- 輸送用のコンテナは金属の箱に過ぎないので外部の環境に大きく影響する
- 太陽の直射日光を浴びると夏場は特に内部の温度が著しく高くなる
- 梅雨のジメジメとした季節はコンテナの中身の湿度が高くなる
- 密閉性が高くて通気口があっても空気が流れない原因で通気性が悪い
冬物の衣服をトランクルームで保管し、衣替えの季節に蓋を開けてみて変わり果てた姿に驚く人も少なくありません。
- 冷蔵庫や洗濯機が錆びた
- パソコンなどの精密機械が故障した
- 本や書類にカビが生えていた
上記のような保管物の劣化も報告されていて、衣類のカビは補償の対象外と定めている業者は多いのです。
大事な衣類や書類が劣化して使い物にならなくなればトランクルームを利用する意味がないので、屋内型のサービスのキュラーズをおすすめします。
キュラーズは屋内型のトランクルームの代表的な業者です。
- ビルを丸ごと管理していて全体でセキュリティ対策を行っている
- 空調システムの採用で快適な温度や湿度を保っている
- 店舗スタッフの常駐やコールセンターの常設でサポート体制がバッチリ
こういった特徴を持ち、季節に関わらず温度や湿度を一定の状態を保っているからこそカビや虫食いの被害はほとんどありません。
品質の高いサービスの利用で未然にトラブルを防げますので、詳細はキュラーズの公式サイトで確認してみてください。
公式:キュラーズ
保管料を滞納したら荷物が処分されてしまった
これは利用者側に問題があるものの、保管料を滞納したことが原因で荷物が処分されたというトラブルは以前に起こっています。
- 料金の滞納や契約者と連絡の取れない状況が続く
- 3ヶ月間を超過すると内部の鍵を開けて処分しても良い
上記のように決められているため、業者側の不備ではなくこちら側に問題があると心得ておかなければなりません。
トランクルームの支払いに関しては、下記の3種類がオーソドックスな方法となっています。
- 利用の前月に引き起こされる「預金口座自動引落」
- 初回費用や月額料金を振り込む「現金振込」
- カード会社へと請求がいく「クレジットカード決済」
口座振替やクレジットカード決済であれば忘れる心配はなくても、現金を振り込む支払い方法など「うっかりしていた」というケースは意外にも多いのです。
3ヶ月が経過すれば国土交通省が定めた「標準トランクルームサービス約款」で荷物の処分が可能ですので、長期海外出張で利用する際は十分に注意しましょう。
他の利用者とのトラブル
契約しているトランクルームの業者ではなく、他の利用者とトラブルが起こることもあります。
自分以外の様々な人が利用しているので個室のプライベートルームではありませんし、悪意なく相手を邪魔してしまって言い争いになるケースは少なくありません。
実際にどんなトラブルが起こるのか事例を幾つか見ていきましょう。
- 階数が分かれているコンテナで移動式の階段が障害となって相手が車を横付けできなくなってしまった
- 駐車スペースが1台しかなく、搬入や搬出に時間がかかりすぎてクレームが来た
- 生ゴミをトランク内に放置し、物凄い異臭が放たれていて他の利用者から苦情が来た
午前中や夕方は比較的トランクルームの利用者が多く、他の人と鉢合わせる可能性が十分にあります。
相手を気遣うことができていないと言い争いや揉め事が起こることがあり、どうしても避けたいのであれば早朝や深夜など周囲に人がいない時間帯を選ぶべきです。
24時間に渡って出し入れが可能な業者はありますし、利用するタイミングに気を配ってみてください。
間違った利用方法をして契約が強制的に解除される
間違った利用方法を続けていると、契約が強制的に解除される可能性があります。
- 住居として利用してはいけないのにトランクルームの中に住んでいる
- コンテナボックスの中にペットを入れて飼育している
上記のように規約以外の方法で利用している事例はあり、ルールを守らないお客様は業者にとって迷惑です。
トランクルームの利用方法は多様化していますが、住居都市ての利用やペットの飼育は絶対に禁止で、何か分からないことがあれば業者と交わした契約書を良く読んでおいてください。